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昭和4年〜12年(1929-1937)に、日本管楽器製造所(日管、ニッカン。ヤマハに吸収された)で製造された、小バス(ユーフォニアム)です。フランス式サクソルンバスのユーフォニアム型モデルが元になっていますが、それらに比べて抜差管の幅が狭いのが特徴です。おそらく当時流行した少年音楽隊や学校吹奏楽において、子供でもきちんとした構えで演奏出来るように凝らされた工夫かと思います。このモデルは戦後も造り続けられており、昭和50年代頃までは学校の部室にあったりしました。

ピストンは動きますが、抜差管固着、凹み多数、マウスパイプに小さいヒビなどがあり、流石にこのままでは演奏できませんが、日管が製造したユーフォニアムとしては、最初期のものと考えられますので、コレクションとして、またはオブジェとしてもお勧めです。または、少しずつ修理してお使いになるのもよいかと思います。古いハードケース(オマケ程度のものです)付、マウスピースは付属しません。

 

なお、このモデルや、日本の古いユーフォニアムについては、記念図録『日本のユーフォニアムとその歴史』にまとめておりますので、是非お買い求め下さい。

 

日本管楽器製造所 小バス - ユーフォニアム 昭和初期 - EP34006

SKU: EP34005
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